チキンによるチキンのための長期投資ブログ

やけくそになって有り金のほぼすべてを株式投資に投じてみました

企業の経営者について思うこと

この話はすべての経営者ではなく、一部の経営者のことについてです。

外国については分かりませんが、日本には長期的視点で企業の利益を最大化できる経営者は少ないのではないでしょうか?
コスト削減かなにか知らないけど、従業員に長時間労働を強いて、まともに残業代も払わなない。
その劣悪な労働環境が原因で人が集まらないのに、それを世の中のせいにする。
挙句の果てには最近の若いやつは根性がないとか言って経営者の無能さを従業員のせいにする。
長時間労働をしないと利益が確保できないようなビジネスモデルしか思いつかないのは経営者の責任だし、従業員が働きたいと思える会社にできないのも経営者の責任である。
短期的なコストカットによる利益の確保にしか意識が行かないような経営者が経営する企業では企業の大きな成長はまず見込めない。悪循環を断ち切らないと衰退の一途をたどる。

自分が派遣されているとある大企業では長時間労働が当たり前で、本来は経営者が考えるべき儲かるビジネスモデルを考えることを従業員に押し付け、儲からないからと従業員を無能扱いしている。
正直あの企業の経営者は経営者が本来やるべき責務を放棄しているとしか思えない。

良いビジネスモデルを構築して、良い労働環境を従業員に提供して、双方が良い関係を築けていて、経営者と従業員の両方が会社の発展を純粋に願える企業に投資したいなと思います。

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来期のROEを予測する

私は、長期にわたってROEが維持できるか、または向上させていくことができるか、を重視しています。
現状のROEが高くてもROEが維持できなければ、将来的にその下がってしまったROEに見合った価格に株が落ち着くからだと考えています。
(逆に、ROEを維持、もしくはROEを向上させていくことができれば将来的にそのROEに見合ったPBRの水準に株価が評価されそうです。)

というわけで、四季報CD-Rを使って今期(0)と来期(1)のROEを予測する計算式を考えてみました。
ROEを予測するために必要なのは、予測したい時期の純利益と、そのときの自己資本です。

純利益

連結:[連・当期利益(0)]]
単独:[当期利益(0)]
こちらは単純ですね。

自己資本

予想したい期の自己資本は、自己資本にプラスに働く項目からマイナスに働く項目を引いた額とすることができます。
例えば、今期末の自己資本は、下記の項目から構成されています。
前期末の自己資本(連結)
[連・自己資本(-1)]
今期の予想利益から配当をした後に残る利益(プラス)
[連・当期利益(-1)]*(1-[配当性向(%)(-1)]/100)
減価償却によってBSから減ると予想される資産(マイナス)
[減価償却費(0)]*[連・自己資本比率(%)(-1)]/100
自己資本比率に応じて、自己資本から償却されそうな額を考慮)

今期ROE(0)

純利益と自己資本の予測から、今期のROE(0)はこんな感じになります。
連結:[連・当期利益(0)]/([連・自己資本(-1)]+([連・当期利益(-1)]*(1-[配当性向(%)(-1)]/100))-[減価償却費(0)]*([連・自己資本比率(%)(-1)]/100))*100
単独:[当期利益(0)]/([自己資本(-1)]+([当期利益(-1)]*(1-[配当性向(%)(-1)]/100))-[減価償却費(0)]*([自己資本比率(%)(-1)]/100))*100

今期ROE(1)

来期の場合は、
利益はさらに来期分にとりあえず(四季報CD-Rにデータがないので)前期の配当性向を利用、
減価償却も今期と同様に行われると仮定すると、下記のようになります。
連結:[連・当期利益(1)]/([連・自己資本(-1)]+([連・当期利益(-1)]*(1-[配当性向(%)(-1)]/100))-[減価償却費(0)]*([連・自己資本比率(%)(-1)]/100)+([連・当期利益(0)]*(1-[配当性向(%)(-1)]/100))-[減価償却費(0)]*([連・自己資本比率(%)(-1)]/100))*100
単独:[当期利益(1)]/([自己資本(-1)]+([当期利益(-1)]*(1-[配当性向(%)(-1)]/100))-[減価償却費(0)]*([自己資本比率(%)(-1)]/100)+([当期利益(0)]*(1-[配当性向(%)(-1)]/100))-[減価償却費(0)]*([自己資本比率(%)(-1)]/100))*100
※利用の際は”()”はすべて半角にして利用してください。

この条件でスクリーニングしてみたところ、竹本容器が緩やかではありますが、ROEを向上させていてよさそうだなと感じました。

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四季報CD-R(2017年新春)を予約しました

去年は主に擬似債権の考え方を使ってスクリーニングしていました。
yasuyuki-t.hatenablog.com

去年はクイック、戸上電機、JACリクルートメント、eBASEを購入しました。
結果としてはJACリクルートメントが買値より50%あがったので売り、クイック、戸上電機は若干のプラス、eBASEは若干のマイナスで今年は終えそうです。
はっきり言って満足の行く結果ではありませんでした。

ROEの割りにPBRが低く、ROA、営業利益率が低い銘柄というのが去年の投資の基準でした。
選んだ銘柄は利益としては伸びているけど、従来のROEを維持できず、じわじわ下がる傾向にあったことが低いパフォーマンスの原因だったのではないかと想像しています。(検証はしてないけど)
JACリクルートメントは高いROEを持ちながらもさらに持続して高めることができた上、株価にもまだ織り込まれていない状態で投資できたのが良かったのではないかと思っています。(こちらも検証はなし)

昨年は、高いROEであったためROEを維持するにはハードルが高かった、すでに高い営業利益率やROAであったためにそれが株価にすでに織り込まれていたことが原因であった可能性があるので、今年は予想されるROEが現状のROEを上回ることができるのか、を中心に銘柄を探したいと思います。
あとは、営業利益率やROAが上昇していくタイミングにある企業なのか、というところを総合してみていく感じかなぁ。

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FPGへの問い合わせ

以前、IRに問い合わせをしたときの担当者の対応の雰囲気で株価が上がるか下がるかが分かるのではないか、ということを書きました。
yasuyuki-t.hatenablog.com

今回はFPGに問い合わせてみた結果についてです。

問い合わせた内容は主に配当についてと、過去に行った自社株買いについてです。
私としては、銀行からの借り入れが大きく、事業を拡大していくために資金が必要なはずであるにもかかわらず、配当や自社株買いを行っていることが疑問でした。

自社株買いは社長の持っている株を適正な価格で買い取ったとの回答に対して、何を持って適正と判断したのかを質問しましたが、話をすりかえられてしまい、納得のいく回答は得られませんでした。
IR担当の人はとても賢いんだと思うんですが、話をうまくはぐらかすのがうまいんでしょうか?

配当に関しても、「内部留保とのバランス」以上の回答は得られませんでした。

というわけで、前回ブログを書いたときの600株から保有株数を増やしていません。
積極的に買おうという気にはならなかったので、しばらくは様子見ですかね。

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JACリクルートメントのサービスを体感してみよう!

yasuyuki-t.hatenablog.com

前回、投資したい会社のサービスは可能な範囲で体験してみよう、と書きました。
というわけで、JACリクルートメントのサービスを体験すべく、転職エージェントに連絡を取ってみました。

コンタクトを取るまで

JACリクルートメントは、外資系とか、給料が高めなエリートの転職を得意としている人材紹介業です。
転職エージェントを利用した人のブログをいくつか読んでみた限りでは、いくつかの個人情報といくつかの簡単な質問に答えると、転職エージェントから連絡が来て早速面談に進むことができる、という風に理解していました。
面談では転職先の紹介だけでなく、キャリア相談も行ってくれるということだったので、何かよいアドバイスをしてもらえるかも知れないと少しわくわくしていました。

連絡から面談まで

すぐに連絡が来るとのことだったのですが、予想よりも少し遅い1週間後くらいに連絡が来ました。
履歴書のほかに職務経歴とか、あといくつかの書類を作成して送付した後、面談を行うかを決定したいとの事でした。
手軽にスピーディーに転職まで進むといううわさだったので、かなり違和感がありました。
そのまま数多くの書類を作成して送付することなく、転職エージェントとの面談は断念しました。

そもそも私はお呼びではなかった

そもそも私にはスキルもたいした経験もない、日ごろくずのようにしか扱われない派遣社員のような仕事なので、やんわり断られた感じだったんだと思います。
本来であればハローワークに行くべき人間に外資系の企業を紹介したりキャリア相談なんて無駄ですからね。。

サービスを体験して(しようとして)分かったJACリクルートメントの強み

  • 気軽そうなので転職希望者の問い合わせがたくさん来る
  • 転職希望者の足きり、または能力の見極めが早く、質の良い転職希望者を選別することで業務効率を高めている
  • (足きりを通過した)転職者に対して、気軽で手厚いキャリア面談とその人に適した転職先の紹介ができる

まあ、少なくとも分かったことは、Webサイトに登録してアカウントを作りさえすれば募集情報がみれてとりあえず企業にエントリーができてしまうようなサービスとはそもそも異なるということではないでしょうか?
その場合、今までにJACリクルートが築いてきた外資系企業との関係が武器となりますね。
そしてそれが新たな顧客となる企業を獲得するために良い方向に働いているのではないでしょうか?

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IR問い合わせの法則

私は非常に頭が悪く、有価証券報告書とか、決算説明書を読んでも内容が全くといっていいほど理解できないので、よくIRに分からないことを問い合わせします。
そこでなんとなく、IRのお問い合わせのお返事の文面を見るだけで、今後の株価が上がるのか、下がるのか(企業価値を増大させていけるのか)が判断できるんじゃないか、という風に感じています。
もちろん、私が問い合わせたことのある範囲内での話なので、一般化できるような話ではありません。

腕組の法則とは?

似たような現象として、腕組の法則というものがあります。
企業のHPの社長が腕組して偉そうにして写真に写っている企業は株価が下がっていくという法則です。
kabumatome.doorblog.jp
他にも、社長の顔写真の有無や、社長メッセージに我々という記載があるかどうか、などでも今後の株価の行方が分かる、といった法則もあるようです。

IR問い合わせの法則

私が今までに問い合わせを行ったことのある企業で、非常に良かった例と、非常に残念な例を紹介します。

良かった例:ユニバーサル園芸

問い合わせに関する内容に対して、非常に丁寧に回答をいただきました。
さらに、問い合わせた内容を補足するようなデータや説明なども付け加えられており、質問内容をより深く理解できるような内容でした。
それに加え、ユニバーサル園芸社のアピールポイントについてや、株価の下落について申し訳ない旨の内容まで付け加えられており、株主と対話しようという姿勢を感じ取ることができました。
ただ残念なのは、というかこれは自分のせいですが、大幅な上方修正の直前にすべて売ってしまうという痛恨のミスをしてしまいました。
ここまで丁寧に回答していただいたんだから、運命を共にするくらいの覚悟で保有し続ける覚悟を持つべきだったと強く反省していますorz

悪かった例:○クノメディカ

問い合わせの内容に対してかみ合っていない回答でした。さらに「それは違います」とばっさり。私の質問の仕方が悪かったのもあるんですけどね。回答内容も質問内容に対する回答としては必要最低限を満たしていない感じ。さらに、あまり丁寧な印象も受けなかったし、株主と会話しようという姿勢が感じ取れなかった。まあ、主観なんですけど。
その数年後、粉飾決算(でしたっけ?)が発生し、株価も大幅に下落。
IRの態度が社内のそういう雰囲気を表していたのかも知れません。

問い合わせ中:FPG

1,2週間前に問い合わせましたが、返答はなし。弱小個人投資家であることを記載してしまったから後回しにされたのでしょうか?ユニバーサル園芸は問い合わせ直後に回答が遅くなるかもしれないけど必ず返信しますっていうメールが来てすごく安心したのですが、こちらはそういうのはないんですね。600株まで買い増ししたのですが、ちょっと不安です。

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回帰式が何かおかしい

PBR、PER、ROEの関係式はご存知のとおり、下記のように表されます。
PBR = ROE * PER

私の使っている株価を推測するための回帰式はこんな感じでした。
PBR = 20 * ROE - 1 (ROEは%に直す前の値)

上記の二つから将来株のPERがいくらとして市場から評価されるかを計算してみたところ、下記のようになりました。
ROE * PER = 20 * ROE - 1
変形して、
PER = 20 - 1 / ROE

あれ?この数式によると将来のPERはどんなことがあっても20を超えないことになってしまいます。
そんなことはあるはずない!たぶん1次関数で表現することが間違っていたんでしょうね。
おそらく、将来のPBRは2次関数か、指数関数のような増え方をするんだと思います。

私はこの式をざっくりとした将来のPBRの計算に使用していて、あまり厳密な将来の株価を計算するために使用していないのでこれはこれでよいかと思うのですが、高すぎる企業の成長率、ROEの企業には適用できないということを念頭に置くべきですね。

PERが20倍を超えるような銘柄は将来の株価の推定値が大きく外れてきてしまうので、その場合にも使える回帰式を早急に作ります。。(次に四季報CD-Rを買ったときかなぁ)

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