データアプリケーションを”成長を加味した”ROEの推移から将来の株価を予測する
前回はデータアプリケーションの利益を成長しないものとして推定される株価を計算してみましたが、今回は利益は成長するものと仮定して計算してみます。
来期の予想では利益は横ばいか少し下がると予想されているようですが、私としては将来的には利益は成長するものだと考えています。
明確な根拠はないのですが、年間5%くらい利益が成長するものと仮定して推定株価を計算してみます。
自己資本(百万円) | 利益(百万円) | ROE(%) | BPS(円) | 推定PBR(倍) | 推定株価(円) |
---|---|---|---|---|---|
2,195 | 397 | 18.1% | 728.9 | 2.6 | 1908 |
2,195+(397*85%) | 397*1.05 | 16.5% | 841 | 2.3 | 1928 |
2,195+(397*85%)+(397*1.05*85%) | 397*1.05*1.05 | 15.2% | 959 | 2.0 | 1948 |
2,195+(397*85%)+(397*1.05*85%)+(397*1.05*1.05*85%) | 397*1.05*1.05*1.05 | 14.1% | 1082 | 1.8 | 1970 |
利益が伸びない場合と比較して、ROEの下落は緩やかになりました。
それに伴い、推定PBRが改善して推定株価も毎年徐々に上がっていくことが確認できました。
毎年推定株価が徐々に上がっていく、とはいえ、非常に小額です。
この小額の利益を得るために何年も株を保有し続けるのは正直ちょっとばかばかしく思えてきますね。。
でもこの銘柄、現状では総資産のうち現金が約8割、営業利益率24%です。
さらに、売上高のうち4割がメンテナンスによる売上で、ソフトウェアを販売するごとにこのメンテナンスによる売上が増えていきます。
なので、よっぽどの事がない限り、赤字には転落しないと踏んでいます。
(厳密には確認していませんが、メンテナンスの売上だけで固定費がまかなえるんじゃないでしょうか?)
このように魅力的なビジネスを行っていて、資産のうちの8割が現金の銘柄が900円台で買えるのは非常に魅力的だと思います。
計画通りなら、4,5年も保有すると支払った価格よりも大きな現金と、優良なビジネスがセットで手に入りますね。
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