チキンによるチキンのための長期投資ブログ

やけくそになって有り金のほぼすべてを株式投資に投じてみました

PBRの回帰分析の改良

過去の記事で、将来の株価の予測に(PBR = 0.2 * ROE * 100 - 1)を使っていました。
(100をかけているのはROEは%なので。例えばROEが10の場合はPBR=0.2*0.1*100-1=1)

この式は厳密な株価を推定するためではなく、ざっくりと「これくらいのROEならこのPBRは妥当かなー割高だなー割安だなー」程度の判断に利用しています。
この式は現状のROEから大体のPBRを計算しているに過ぎず、将来のROEの推移(大体は自己資本の増加によるROEの減少)については考えられていません。
通常株価には将来の期待も価格に反映するので、将来のROEの推移も影響するんじゃないか、と考えています。

将来のROEに影響するのは、将来の利益の推移で、来期以降、(利益成長率>ROE×内部留保率)が達成されればROEは向上していき、達成できなければ減少していきます。
なので、((期待されている)利益成長率-ROE×内部留保率)が推定されるPBRを計算するのに役立つのではないかと思います。
(ここでは((期待されている)利益成長率-ROE×内部留保率)をとりあえずは差分と呼びます)

今度四季報CD-Rを買ったときは下記のPBRの近似式を作ってみます。
(すでに回帰分析を行った方がいらっしゃったらその数式教えてください笑)

  • cz = ax + by + d
    • x:ROE
    • y:差分
    • z:PBR

この式で計算されたPBRよりも低ければ割安、高ければ割高になります。
現状のROEに利益の成長を加えて妥当な価格をざっくり理解するにはいいんじゃないでしょうか?
利益の成長率を加味した理論株価の計算方法はありますが、永続的な成長を前提としており、特定の期間(2,3年後とか)の成長だけを考えて計算するにはちょっと不便かなと思っています。

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