IR問い合わせの法則
私は非常に頭が悪く、有価証券報告書とか、決算説明書を読んでも内容が全くといっていいほど理解できないので、よくIRに分からないことを問い合わせします。
そこでなんとなく、IRのお問い合わせのお返事の文面を見るだけで、今後の株価が上がるのか、下がるのか(企業価値を増大させていけるのか)が判断できるんじゃないか、という風に感じています。
もちろん、私が問い合わせたことのある範囲内での話なので、一般化できるような話ではありません。
腕組の法則とは?
似たような現象として、腕組の法則というものがあります。
企業のHPの社長が腕組して偉そうにして写真に写っている企業は株価が下がっていくという法則です。
kabumatome.doorblog.jp
他にも、社長の顔写真の有無や、社長メッセージに我々という記載があるかどうか、などでも今後の株価の行方が分かる、といった法則もあるようです。
IR問い合わせの法則
私が今までに問い合わせを行ったことのある企業で、非常に良かった例と、非常に残念な例を紹介します。
良かった例:ユニバーサル園芸社
問い合わせに関する内容に対して、非常に丁寧に回答をいただきました。
さらに、問い合わせた内容を補足するようなデータや説明なども付け加えられており、質問内容をより深く理解できるような内容でした。
それに加え、ユニバーサル園芸社のアピールポイントについてや、株価の下落について申し訳ない旨の内容まで付け加えられており、株主と対話しようという姿勢を感じ取ることができました。
ただ残念なのは、というかこれは自分のせいですが、大幅な上方修正の直前にすべて売ってしまうという痛恨のミスをしてしまいました。
ここまで丁寧に回答していただいたんだから、運命を共にするくらいの覚悟で保有し続ける覚悟を持つべきだったと強く反省していますorz
悪かった例:○クノメディカ
問い合わせの内容に対してかみ合っていない回答でした。さらに「それは違います」とばっさり。私の質問の仕方が悪かったのもあるんですけどね。回答内容も質問内容に対する回答としては必要最低限を満たしていない感じ。さらに、あまり丁寧な印象も受けなかったし、株主と会話しようという姿勢が感じ取れなかった。まあ、主観なんですけど。
その数年後、粉飾決算(でしたっけ?)が発生し、株価も大幅に下落。
IRの態度が社内のそういう雰囲気を表していたのかも知れません。