チキンによるチキンのための長期投資ブログ

やけくそになって有り金のほぼすべてを株式投資に投じてみました

試行錯誤

回帰式が何かおかしい

PBR、PER、ROEの関係式はご存知のとおり、下記のように表されます。 PBR = ROE * PER私の使っている株価を推測するための回帰式はこんな感じでした。 PBR = 20 * ROE - 1 (ROEは%に直す前の値)上記の二つから将来株のPERがいくらとして市場から評価されるか…

PBRの回帰分析の改良

過去の記事で、将来の株価の予測に(PBR = 0.2 * ROE * 100 - 1)を使っていました。 (100をかけているのはROEは%なので。例えばROEが10の場合はPBR=0.2*0.1*100-1=1)この式は厳密な株価を推定するためではなく、ざっくりと「これくらいのROEならこのPBRは妥当…

PCデポへの投資

去年末だったか、今年の初めごろだったか、もしかしたらもっと前だったか、PCデポへの投資を少し検討していました。 証券会社のアプリに登録しておいて眺めていたのですが、現状のROEの割りにPBRも2倍越えという(私にとっての)高値を超えたため、いつか安…

データアプリケーションを”成長を加味した”ROEの推移から将来の株価を予測する

前回はデータアプリケーションの利益を成長しないものとして推定される株価を計算してみましたが、今回は利益は成長するものと仮定して計算してみます。 来期の予想では利益は横ばいか少し下がると予想されているようですが、私としては将来的には利益は成長…

データアプリケーションをROEの推移から将来の株価を予測する

データアプリケーションは、有利子負債がなく、資本を蓄積している企業で、年々ROE、ROA共に減少していく傾向にあります。 今回は利益は成長しないものと仮定して、将来のROEの推移と、推定したROEから将来の株価を推定してみます。自己資本は、自社株買いな…

企業のフェーズごとのスクリーニング条件

個人的には銘柄は、積極投資フェーズ、負債返済フェーズ、資産蓄積フェーズと、衰退フェーズくらいに分かれると考えています。私が投資対象にするのは、積極投資フェーズ、負債返済フェーズ、資産蓄積フェーズにある企業です。各フェーズごとに有効と思われ…

隠れた高収益企業の見つけ方

隠れた高収益企業とは、今回は企業がビジネスを行うために使用する資産に対する利益率が高い企業、という意味です。世の中には、企業の買収や設備投資などをあまり行わず、負債がなく、資本の蓄積が行われているような、ぱっと見では成熟企業のように感じら…

ROEが低下していく企業の価値計算方法

前回、擬似債権で利回りを計算する場合、 ROEが低下することを前提に利回りを計算する ROEが維持される企業を探し出す ことが必要だろう、という話でした。 今回は、ROEが低下する前提で利回りを計算するにはどうすれば良いか、について考えてみます。すでに…

ROEを維持できる企業

擬似債権の考え方を利用して銘柄を選ぶ場合、ROEが長年にわたって維持されることを前提に利回りを計算しています。でも実際はそうなるわけではなく、”多くの”日本企業の平均といわれている7~8%に徐々に近づいていくとされています。なので、 ROEが日本企…